KORG Gadget 2 Lisbonの使い方

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今回はKORG Gadget2の“Lisbon”の使い方を調べてみました。

このガジェットのイメージがVRゴーグルのようで、すごい目を引きますよね。

VRゴーグルにはもちろん対応してません(笑)

ガジェットの配置がわかりやすくて、個人的にはとても使いやすいと思います。

早速、見ていきましょう!

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Lisbonはどんなガジェット?

名前はポルトガルの首都の「リスボン」から来てるみたいです。

まずは、KORGの説明を読んでみましょう。

近未来のサウンドを創り出すポリフォニック・シンセサイザー・ガジェットです。エレクトロニック・ミュージックには欠かすことのできない、分厚くツヤのあるサウンド。コルグの電子回路モデリング・テクノロジー直系の強力なシンセサイザー・エンジンと5系統の多彩なエフェクトで、音楽ジャンルやスタイルを問わず即戦力のサウンドを手に入れることができます。

https://support.korguser.net/hc/ja/articles/115001030803

EDMなどに欠かせなそうな、とにかく分厚い音が持ち味みたいですね。

エフェクトも5つあるのでうまく駆使して特徴時なサウンドを作りたいですね。

Lisbonの特徴

触ってみた感じの特徴をあげてみます。

  • 説明にあるようにやっぱり音の分厚さ
  • ツマミなどの配置がわかりやすい
  • コードパッドの演奏が魅力

この3つが気になりました。

コード演奏は他のガジェットにはないので、地味にうれしい?…かも。

Lisbonの使い方

では使い方を見ていきましょう!

画面表示は2つです。

  • synth…シンセサイザーのコントロール
  • fx…エフェクト、ピッチベンド

画面上部をタップする事で切り替わります。

synth

左から順に見ていきましょう!

GENERATOE

GRNERATOEはオシレーターの設定です。7つの項目があります。

wave

5つ中からオシレーターの基本になる波形から選びます

  • 三角波
  • ノコギリ波
  • 矩形波
  • パルス波25%
  • パルス波10%

trans…半音単位の高さ
+-12まで対応してます。
オシレーターが1つしかないので、そんなに使うこともないかな?

upper…高音域の設定
偶数倍音を足していくようなイメージ。
キラキラした音になる

grit…歪み具合の調節
オクターブ下の音をベースに倍音を足しているような感じ

ここで少し音をアナライザーで見てみました。

波形は三角波で、「upper」「grit」どういうものが足されているのか?というのを表示してみました。

  • 赤…何も加えない
  • 青…upperを加える
  • 黄…gritを加える

見てわかる通り、青(upper)は偶数倍を足しているみたいですね。

黄(grit)はオクターブ下の倍音から足されているのがよくわかりました。

diffuse…デチューンの調整
設定できるオシレーターは1つですが、値を大きくするといくつかのオシレーターをずらしたようなうねりのあるサウンドになります。

spread…広がりの調節
ステレオのバランスを調節する感じです。
値を大きくするとより広がったように感じると思います。

glide…グライド
次の音に行く際にピッチが繋がるように上下します。
値を大きくすると、動きがゆっくりになります。

「grit」「diffuse」を上げるとかなり分厚いサウンドになります。

プリセットから音作りをしていて、若干うるさく感じたら少し下げましょう。

filter

ファルターは少し変わっていて3種類から2種類の割合で決めるというものです。

  • ローパスとバンドパス
  • バンドパスとハイパス

※「ローパスとハイパス」というのはありません。

LFOS

LFOは2つまで設定できます。BPMとシンクさせることもできる。

ENVELOPES

エンベロープも2つまで設定できます。

2は「AMP」音量に関わってきます。

AMP

「AMP」は3つのツマミがあります。

  • env2…エンベレープ2
    エンベロープ2がどれくらい影響するか?
    実質音量にもつながる。
  • lfo1…LFO1
    LFO1がどれくらい影響するか?
  • lfo2…LFO2
    LFO2がどれくらい影響するか?

fx

こちらは主に“エフェクト”を追加していく画面です。

エフェクトは“固定で5種類”かける事ができます。

「PITCH」についても、こちらの画面で扱われます。

PITCH

「PITCH」“ピッチベンド”“ビブラート”を決めます。

ガジェットにもピッチベンドのホイールが付いていて操作できるのが面白いですね。

SHAPER

「ウェイブシェイバー」歪み系のエフェクトですね。

これをかけると、さらに“ぶっとい音”になっていきます。

さらに存在感を出したい場合はかけていきましょう。

MODULATION

「MODULATION」は3つのタイプから選べます。

  • cho(コーラス)
  • flg(フランジャー)
  • phs(フェイザー)

「freq」で速さを変えられますが、BPMとシンクさせる事はできません。

EQUALIZER

「EQ」は3種類。

中域のみかかる領域をツマミで変える事ができます。

DELAY

ディレイタイムはBPMとシンクさせる事ができるのですが、数値はそのまま…。

分かりにくいので測ってみました。

シンク時の目安
  • 2…16分音符
  • 4…8分音符
  • 6…4分音符
  • 7…付点4分音符

8、9などちょっと中途半端な位置になったので、上記が分かればいいかな?と思います。

REVERB

選べるタイプは4種類。

ガジェットでかけないで、トラックのリバーブを使う事もできます。

コード演奏

  • Major…8種類
  • Minor…8種類

タップで簡単にコード演奏ができるようになります。

意外とこれだけでも買う価値があるかも?

アルペジエーター

アルペジエーターにはラッチモードがあります。これは鍵盤を離していても音が鳴り続けるモード。

一度離しても演奏が止まらないので、タイミングだけを気をつければ、録音が楽になります。

もちろん、コードパッドでも使う事ができます。

まとめ

操作が本当にわかりやすかったです。

かなりCPUを食う感じですが、本当に太い音が作れる。

コード演奏も面白そうなので是非使っていきたいですね!

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