【iPhone】iOS版 GarageBandの仕様と機能で気になるものまとめ

Garage Band
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2011年にリリースされたiPhone版のGarageBand
リリース時はできることも少なかったですが、何度もアップデートを繰り返し、できることも多くなりました。
現在のGarageBandはどういう仕様や機能があるのか?
使っていない人も気になりそうな点を少しまとめてみました。

最大32トラック

最大で使用できるトラックは32トラックまでです。
それ以上にトラックを作成しようとすると以下のダイアログが出ます。

トラックを統合できる

トラックが多すぎて追加できない場合はいくつかのトラックをオーディオデータとしてまとめて1つのトラックすることができます。

長さは640小節

曲の長さは640小節まで伸ばすことができます。
640小節もあれば申し分ないですね。

ソングセクションでそれ以上に追加しようとすると以下のダイアログがでて追加できません。

ちなみに640小節の曲を書き出そうとしたところこの様なダイアログ出ました….

原因は多すぎる小節数かはわからないですが、あまり無理に小節数を増やしすぎない方がいいかもしれないですね…

拍子は3つのみ

拍子は以下の3つしか設定できません。

  • 4/4
  • 3/4
  • 6/8

2/4や5/4などがなくて…若干、融通が効かないみたいです。

また、設定できるのは1種類で途中で拍子を変えることはできません

これは少し不便ですね。

GarageBandの拍子を無視して録音なり打ち込みをすれば問題ないですが、少し工夫が必要そうですね。

テンポは一定

基本的にテンポは一定で1つのみ設定可能。小数点のあるテンポは設定できません。
タップテンポは使えます。直感的な操作の多いiPhoneなどには便利ですね。

※例外としてLogicからエクスポートしたファイルの場合、Logic側のテンポチェンジを引き継ぎます。

オートメーションがほとんどできない

現在は音量のみオートメーションを書くことができます。
(ただし、録音時にリアルタイムで書き込むことは不可)

※Remix FXを使えば全てのトラックエフェクトをオートメーションでかける事は可能

Remix FX使用時はそれ用に新たにトラックが追加されます。

シンセサイザーなどは一部、オートメーションできる

Alchemyシンセでは録音時にスナップショット(下画像のCleanやCrispなど)ツマミ(DELAYなど)を動かすとオートメーションとして記憶されます。

自動演奏がある

わかりやすい物でDrummerがありますが、ギターやピアノなどもコードによって自動で演奏してくれる機能があります。

楽器の場合は画面上部のコントールボタンをタップして…

Autoplayのツマミを数字に合わせると自動演奏が可能になります。
数字は演奏パターンで合わせる数字を変えると演奏が変わります。

最後に選択したいコードを選べば演奏が始まります。
もちろん選ぶコードを変えれば演奏するコードも変わります。

別のアプリの音源が使える

「EXTERNAL」の「Audio Units機能拡張」別のアプリの音源自体をGarageBandで使うことが可能です。
以前は「Inter-App Audio」のみで他のアプリから出力された音を録音形しかできませんでしたが、現在は音源(アプリ自体)をGarageBandで使うことが可能です。

MIDIの読み込みは可能

midiファイルの読み込みは可能です。
長いこと実装されていませんでしたが、現在は読み込むことができます。

しかし現状ではmidiファイルを書き出すことは不可能です。
こちらもいつか実装されるといいですね。

書き出せるファイルのタイプは3種類


  • → オーディオデータで2mixなどの書き出し
    AIFF、WAV対応
  • 着信音
    音源書き出し後iPhoneの着信音に設定できる。
  • プロジェクト
    GarageBandのプロジェクトファイルの書き出しできる。
    他の人との共有や、後からMac版のGarageBandで開くこともできます。

Ableton Liveのセッションビューの様に演奏もできる

Live Loopsという機能でAbleton Liveの様に設定、演奏してそれを録音することができます。

キーボードショートカットが使える。

Bluetoothなどで文字を打つキーボードをつなげば、キーボードショートカットを使うことも可能です。

Mac Logicと同期できる

MacのLogicから曲のデータを転送してある程度同期することができます。
Logicのデータをバウンスして1つのトラックにして、GarageBandに送られます。
Logic側のデータは一切いじれません
ただし、GarageBandで追加したデータは次回にLogicのファイルを開いた時に追加されます。

まとめ

まだまだ使いづらいな〜と感じる部分は正直ありますが、小さいiPhoneならでは、簡単に使える様に作られています。
ちょっとした楽曲メモやアイディアみたいなものはiPhoneのGarageBandで作ってみてもいいかもしれないです。

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