今回はiOS版のGarageBandの「ビートシーケンサー」について調べて見ました。
使いようによっては曲作りを速くすることができるツールかな?と思っています。
さっそく見ていきましょう。
音源を立ち上げる
ブラウザボタンをタップして音源選択部分を立ち上げます。
↓タップして選択画面へ
ビートシーケンサーを選びます。
ビートシーケンサーが立ち上がりました。
音源を立ち上げるとデフォルトで「Modern 808」の音色に設定されています。
選択された音色は「▼」ナビゲーションメニューから確認できます。
音色の変更
「▼」ナビゲーションメニューを開いて音色名をタップすると音色を変更できます。
↓選択できます
アコースティックやパーカッションの音色もビートシーケンサーを使うことができます。
自動再生
最初に何もパターンを入れていない状態で音色を変更すると自動でパターンが作られ再生されます。
切り替えが不可能
もともと作ってあった“Drums”のトラックを途中で「ビートシーケンサー」に切り替える…ということはできないみたいです。
演奏モードを使っていてビートシーケンサーを使いたくなったら新たにトラックを作るしかないみたいですね。
また、ビートシーケンサーを演奏モードにすることもできないみたいです。
表示の切り替え
ステップ数が長くなると画面に全て表示することができません。
自動で画面上部に選択する画面が表示されるので、タップして切り替えます。
行(キットピース)の追加
スクロールして行の一番下を表示します。
一番下の「+」をタップします。
追加した楽器をタップします。
「▶︎」横の三角のボタンでプレビューができます。
選択できる音は設定した音色で変わります。
ソロ/ミュート
左側の楽器のアイコンの画面端をスワイプします。
…するとキットをソロ/ミュートをボタンを表示できます。
ソロ/ミュートで音の鳴らない行の色が灰色になります。
ソロ/ミュートを引き出した状態での別の操作も可能です。
出しっぱなしにしておいても、いいかもしれないですね。
再生
「ビートシーケンサー」だけを再生したい場合は下のボタンをタップします。
他のトラックと一緒に再生するには画面上部の「▶︎」をタップします。
「ビートシーケンサー」のトラックに録音したリージョンが無い場合はビートシーケンサーが下のボタンがONになり「ビートシーケンサー」が再生されます。
「ビートシーケンサー」のトラックに録音したリージョンがあると「ビートシーケンサー」はONになりません。トラックにあるリージョンが再生されます。
「ビートシーケンサー」をONにしたい場合は下の再生ボタンをタップします。
録音
録音していない状態で、トラック表示画面に戻ると何も再生されません。パターンが決まったらトラックにリージョンとしてリアルタイムで保存します。
画面上部の録音ボタンをタップします。
他のトラックと一緒に再生が始まり、トラックに録音されリージョンが作成されます。
ルーラーが小節の途中の場合は次の小節から録音が始まります。あらかじめ録音したい場所にルーラーを動かしておくといいと思います。
ドラムパターンの選択
パターンを一から作らずに用意されたパターンを呼び出すことができます。
画面左下のボタンをタップします。
選ぶと自動でプレビューされます。
画面をスワイプすると次のプリセットを表示できます。
完了を選んでパターンを選択します。
パターンの保存
「カスタム」で自分で保存したパターンを表示できます。
パターンを作った後同様左下のボタンをタップ。
右上の保存をタップします。
カスタム画面になり、パターン名を入力する画面になります。
名前を決めて保存します。
カスタムパターンを削除
パターンをカスタムにします。
編集をタップします。
「-」をタップ。
パターンが消えます。
ランダムでパターンを選ぶ
画面下のサイコロのマークをタップします。
ランダムに配置して適当なパターンを作るということではないみたいです。
タップ時のアクション
画面右下のタブをかえることでタップ時のアクションが変わります。
左側の「ステップオン/オフ」は固定。
右側は「Velocity」、「ノートリピート」、「チャンス」、「ループ開始/終了」から選べます。
ステップオン/オフ
画面上のタップしたステップをオン/オフを切り替えます。
タップした後、横にスライドすると隣のステップもオン/オフが切り替わります。オン/オフの切り替えではなく、最初にタップしたステップと同じになります。
Velocity
ベロシティは叩く強さです。ステップをタップしながら上にスライドして調節します。スッテプごとに大小が表示されています。下の画面で「Velocity」を選択した段階でスッテップの表示も変わります。
ノートリピート
1つのステップの長さの中でどれくらい繰り返すか?というものです。
ステップをタップしてスワイプすることで操作ができます。
1〜8までのノートに設定できます。
1ステップ「8分音符」のステップを「2ノート」にすると、「16分音符」になります。
4ノートにすると「32ノート」になります。
チャンス
ランダマイズとは少し違います。
何%の確率で演奏されるか?というものです。
通常は100%にしておいた方が良いでしょう。
複雑なものに少し混ぜるといいかもしれません。アコースティック系のものでは使いにくいですね。
ループ開始/終了
行(楽器)ごとにどこまででループするかを設定します。選択した時点で表示が切り替わります。
端をスワイプ、タップして長さを変えます。
画面に入りきらない場合は上の表示で画面を切り替えて設定します。パターン設定や行の設定でどうループするのか?というのを設定できます。
パターン設定
画面下の「i」インスペクタボタンをタップするとパターンの設定ができます。
これは、すでに行の設定(楽器ごとの設定)がある場合はそちらの設定が優先され、こちらの設定は無視されます。
こちらは全ての楽器の設定って感じですね。
長さ
1つの行(楽器)がループできるステップ数をを決めます。
ステップの長さ
1つのステップの長さを決めます。
再生モード
再生モードは行の再生される方向です。
行のアイコンも変更されます。
正方向
左から右に流れます。
逆方向
右から左に流れます。
ピンポン
左に流れてから右にかえってきます。
ランダム
行の中のステップから、常にランダムに選択されます。
スウィング
スウィングします。選択は以下の中から選択できます。
- なし
- 1/8 – ライト
- 1/8 – ヘビー
- 1/16 – ライト
- 1/16 – ヘビー
パターンをリセット
パターンを削除します。
行の設定
アイコンをタップすると楽器ごと(行)の設定ができます。
パターンの設定よりもこちらが優先されます。
パターン設定後に設定すると良いかもです。
選択すると画面が表示されます。
キットピース
キットピースは選択される楽器の音です。
「未設定」にすると音はなりません。
ステップの長さ
1つのステップの長さになります。
↓1つの長さ
選べるののは下記からになります。
- 1/8
- 1/8 – 3連符
- 1/16
- 1/16 – 3連符
- 1/32
再生モード
パターンの再生モードと同じです。
〇〇をランダマイズ
現在の「タップ時のアクション」がランダマイズされます。
- ステップオン/オフのランダマイズ
- Velocityのランダマイズ
- ノートリピートのランダマイズ
- チャンスのランダマイズ
- ループ開始/終了
リセット
配置された音が全てなくなります。
削除
楽器(行)自体が削除されます。
MIDIキーボードの接続
MIDIキーボードをつなげば演奏、録音をすることも可能です。
ただし、他の「DRUMS」のようにiPhone画面上で演奏、録音はすることができません。
Mac版「GarageBand」「Logic」でファイルを開くとどうなる?
Mac版の「GarageBand」「Logic」でファイルを開くとビートシーケンサーとしては残りません。
それぞれ設定した音色のトラックが作成されます。
また、録音されたリージョンは残ります。
まとめ
アコースティックやパーカッションにもつかえて、自分でカスタムでパターンを作れるのがいいですね。自分のパターンを作っておけば、デモ作りを速くできそうです。
ノートリピートや逆再生を使うと面白い音が作れそうです。
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