【iPhone】iOS版 GarageBand フェードイン/フェードアウトの使い方

Garage Band
この記事は約4分で読めます。

iOS版GarageBand「フェードイン/フェードアウト」ができるのか?というのを調べてみました!

“iPhoneだけで全てを完結したい!”という場合には必要になるかもしれません。

それでは見ていきたいと思います!

GarageBand記事一覧はこちら

スポンサーリンク

iOS版のGarageBandで”フェードイン/フェードアウト”は可能

iOS版でフェードイン、フェードアウトは可能です。

フェードアウトについては “ボタン1つ”で可能。

フェードインについては標準の機能ではなくトラックを手動でオートメーションさせる事で可能になります

ただし、iOS版(iPhone)ではマスタートラックをオートメーションさせる事ができません。

一括でオートメーションさせることができず、フェードインさせようと思うと少し面倒な手順が必要です。

  • フェードアウト → ボタン1つ
  • フェードイン → オーディオトラックにしてから手動で設定

では、それぞれのやり方を見ていきます。

設定ボタンによるフェードアウト

まずはワンボタンの“フェードアウト”のやり方を見てみましょう。

トラック表示の画面、右上歯車の「設定ボタン」をタップ。

表示されるメニューの「曲の設定」をタップします。

スクロールしていくと「フェードアウト」というボタンがあるので、これを有効にします。

これだけで終わりです。これは簡単ですね!

ただこれ『どういう設定になっているの?』っていうのがわからなかったので、Logicでファイルを開いて、確かめてみました。

フェードの終了位置

フェードアウトは徐々に音が下がって曲の最後で∞(無音)になります。

iOS版GarageBandは曲の再生時にはループするようになっているので、何か演奏で使いたいという場合は注意してください!

音量を曲の最後で下げてもループして音量がまた上がってしまいます

フェードの長さ

フェードアウトの長さは“テンポ”“拍子”に関係なく約10秒になっています。

ポイントが3つ打たれて、およそで3等分されます。

  • -3.2dB
  • -9,2dB
  • ∞(無音)

10秒に満たない曲の場合は、全体でおよそ3等分されます

トラックによるフェードイン/フェードアウト

iOS版にはフェードインという機能はないのですが、“オートメーション”で再現することはできます。

これはフェードアウトも可能です。

オートメーションは画面右の楽器のアイコンをタップ。

メニューの「オートメーション」を選びます。

トラックが拡大されて、オートメーションで音量を調節できるようになります。

楽器のアイコンの横の“オートーメーションボタン”をタップすることでON/OFFを切り替える事ができます。

ONにすると自動でフェーダーが動くため手動で動かすことはできません。

画面左上のペンツールをONにして変化させるポイントを追加できます。

トラックがいくつもある場合はその分オートメーションをかけなくてはなりません。

ですが、トラック1つ全てを統合すれば、1つのトラックにオートメーションをかければ終わりです。

ただ、音源がオーディオデータになってしまうため、ノートの編集などが出来なくなります。

統合のやり方

も楽器のアイコンをタップしてメニューを出します。

統合をタップします。

組み合わせたいトラックを選択して、「統合」をタップすれば完成です。

2つのオーディオをファイルを並べれば、クロスフェードさせることも可能です。

まとめ

今回のポイントはこんな感じ…

  • 設定で使うフェードアウト
    「曲の設定」からワンボタン
    時間は約10秒

  • オートメーションを使う
    自分でペンで書く
    統合すると作業を減らせる

基本的にはMacにプロジェクトファイルを移しての作業が吉!

どうしてもMacを使えないという場合はiOS版でトラックを統合してからオートメーションを使いましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました