今回はKORG Gadget 2のBrusselsの使い方を調べてみました。
ツマミの数を見るとかなりシンプルなガジェットなのかな?という感じです。
早速、見ていきましょう!
Brusselsはどんなガジェット?
ガジェットの名前となったのはベルギーの首都「ブリュッセル」から。
相変わらず、この地名システムはどういう基準でつけているのか気になりますね。
まずは、KORG Gadget 2 の説明を見てみましょう。
Brussels
https://support.korguser.net/hc/ja/articles/115001030803
Monophonic Anthem Synthesizer
厳選されたシンプルなパラメーター構成と直感的なユーザー・インターフェースのシンセサイザー・ガジェットです。近未来感溢れるデザインから励起される分厚いユニゾン音色は、あらゆるタイプのエレクトロニック・ミュージックに必須のリード・サウンドです。
“Monophonic Anthem Synthesizer”なんだか特徴的な名前ですね。
“Anthem”はもともと「聖歌」「応援歌」 などの意味がありますが、転じて「有名曲」「代表曲」なんて使われ方もします。
つまりモノフォニック音源の代表的な音が出るシンセみたいな感じなんですかね?
モノフォニックは1つの音しか出せずに和音を演奏がする事ができません。
ともあれ、とにかく説明にある様に分厚い、リードシンセっていうイメージなんですね。
このガジェットの特徴としては…
- 分厚い音のモノシンセ
- 触れるパラメーターが少ない
- Pump/Repeat
…という感じです。
それでは使い方を見ていきましょう。
Brusselsの使い方
操作部分は大きく分けて3つ。
- PERFORMER…2つ
- GENERATOR…5つ
- OUTPUT…3つ
全部合わせても10個のパラメーターだけです。
PERFOEMER
PUMP
これはサイドチェインがかかった様なサウンドにする事ができます。
1拍ごとに、音量が上下していきます。
1拍の音量のイメージはこんな感じ。
スライダーをあげると音の小さい部分がより小さくなりまうす。
手軽にサイドチェイン感を出せるのはいいですね。
REPEAT
ノートオンの状態の時に16部音符でその音が繰り返される様になります。
16部音符固定みたいです。
スライダーをあげるとよりスタッカート気味になっていきます。
GENERATOR
オシレータの部分になります。
BOTTOM
サブオシレータ。サブベースの様な感じですね。結構太い音がプラスされます。
GLIDE
グライドですね。次の音を出した時に前のピッチからピッチが続いた様な感じになります。
ツマミをあげるとよりゆっくりと繋がります。
TWIST
グライドでつながらない、フレーズの頭の音がどう始まるか?
値が「-」からになると下のピッチから、「+」にすると上のピッチからになります。
「+」を最大まであげるとサイレンの様な音も作れます。
DIFFUSE
パラメータをあげるとデチューンをした様なサウンドになります。
FILTER
ローカットフィルタ。ピークなどはなく、カットオフの周波数を選ぶのみです。
OUTPUT
REVERB
TONE…パラメータを下げると暗く、こもった様な音になります。
LEVEL…リバーブの音量です。
OUTPUT
ガジェット全体の音量です。
あとで調節できる様にMAXまで上げておかない方がいいです。
まとめ
すごいシンプルなモノシンセでした。
使用用途がかなり限られるかもしれません。
特徴的なサイレンの音を作ったり、簡単にサイドチェインのベースを作ったりぐらいかも?
デモなど、とにかく手早く簡単にEDM風なサウンドを出したい場合などはいいかもしれませんね。
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