ギターやキーボードを弾く人は避けては通れないコード演奏。
とりあえずギター持って、キーボードの前に座って…。ちょっと待ってください!
初心者のウチは、なんとなく練習するよりきちんとポイントをおさえて練習したほうが、上達も早まくなります。
今回は楽器を始めた「初心者向け」にコード演奏が上達するための練習のポイントをあげてみました。
ギター・ピアノ のコード練習のポイント
コード練習時のポイントを3つあげてみます。
- コード進行を暗記する
- 音感も一緒に鍛える
- 自分にあったレベルで練習する
基本的には反復練習やコード理論の勉強、この辺のことはやっている人が多いと思います。
ですが、コード理論なんかは最初のうちはすっ飛ばしてOK!むしろ飛ばした方がいいかもしれないです。
後から、「これってこういうことだったのか!」とわかってくるものです。
コード進行を暗記する
まずは、コード進行をちゃんと暗記しましょうということ。
コード単体の指使いなんかも確かに覚えなきゃいけないのだけど、それはやっていくうちに指が徐々に覚えていくものです。
指がコード覚えるまでは時間がかかるんです。
でも、その前にできることがあって、「コード進行」を頭で覚えることができますよね?そこはしっかりとやっていきましょうという事。
例えば8小節のコード進行。
C G C F | C F G C
こんなコード進行があったとします。
これくらいのコード進行なら覚えてしまえるはず…。
1曲全てを一気に全部を覚えなくてもいいので、4〜8小節ぐらいのまとまりを覚えてしまいましょう。
指はついてこなくてもいいので、リズムに合わせて「今、この場所は”C“だな!」というのを確実に理解しておきましょう。
コード進行を覚えるメリット
コード進行って、他の曲でも同じ場合がすごくたくさんあって、1つのコード進行を覚えれば他の曲でも応用することができます。
コード演奏が上手い人は膨大な量のコード進行を暗記しています。なので、コード譜を一瞬パッと見ただけで「あ〜、このコード進行ね!」と、演奏ができるわけです。
楽譜やコード譜みながら弾けた方がいいけど、最初のうちは曲のコード進行自体を覚えてしまいましょう!
音感も一緒に鍛える
「C」、「G」、「F」…という風にコード進行を覚えることはもちろん”音“自体も覚えましょう!
弾けるようになったら、そこでおしまいではなく……。しっかりコード進行を”音“として覚えます。
よくあるコード進行をみたら、頭でそのコード進行が流れるようにしたですね。
そうするとコード譜が、ただの記号ではなく意味のある言葉のようになってくるので、より覚えやすくなります。
コード進行を自分で作って弾こう!
コード進行を覚える以外にもう一つやった方がいいのは、コード進行を作ること。
ただ決まったコードの曲を弾くよりも自分でコード進行を作ってみましょう!
作っていくと、知っているコード進行が自分のものになっていきます。
ちょっと、ここで理論の話が出てきます。「ダイアトニックコード」だけは覚えましょう。
「C Dm Em F G Am Bdim」
最初はここにあるコードだけに制限して、パターンをとにかくたくさん作ります。
自分でメロディーもつけて、曲にしてもいいかもしれません!
自分のレベルにあった曲を練習する
音感の話でも書きましたが、最初は「ダイアトニックコード」だけなど、制限しましょう。
自分のレベルにあった曲の方がいいです。
例えば「G13」というコード、これってちょっと難しいコードですよね?
ビートルズなど、有名な古い曲でもいいので、弾き方のわからないコードがない曲をセレクトしましょう。
ステップバイステップで使えるパーツを増やしましょう。
少し理論っぽい話にもなりますが…。順序としては…
- スリーコード
- マイナーのスリーコード
- ダイアトニックコード
- オンコード
- ノンダイアトニックコード…など
…こんな感じで自分で順序を立てて練習するといいかもしれないです!
“なかなかそんな制限された曲はない” という場合は先ほども書いたように自分で作ってしまうというのもいいと思います。
まとめ
コードの練習ってはじめのうちは弾けなくて大変ですよね…。
なるべく、音と結びつけるよ意味がわかるようになってくるので、少しずつ使えるパーツを増やしていきましょう!
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