今回はiOS版のGarageBandの“書き出し”について調べました。
書き出せるのは3種類。
- 曲(オーディオファイル)
- 着信音
- プロジェクト
書き出し用のボタンなどが、無いのででわかりづらいですよね。
さっそく、見ていきます!
曲の書き出し方
画面を曲の選択に戻す
まずは曲の制作画面であれば、画面左上のナビゲーションメニュー「▼」から「My Song」で曲を選ぶ画面に戻ります。
↓
曲の制作画面(トラック表示)からは曲を書き出すことが出来ません。
これが少しわかりづらいですよね。曲を作ってる画面で書き出せない訳ですから…。
書き出すには曲を選んで「共有」
書き出すには曲選択の画面で「共有」をします。
書き出したい曲のファイルをロングタップして、メニュー表示させます。
メニュー中から「共有」を選びます。
この時タップをしてしまうと、作業画面に戻ったり、ファイルの名前を変更する動作になってしまうので、ファイルの方を“ロングタップ”してください。
書き出せるのは3種類
「共有」をタップすると、3つの項目から選ぶことになります。
- 曲(オーディオファイル)
- 着信音
- プロジェクト
まずは「曲」から見ていきます。
曲を書き出す
「共有」から「曲」を選択します。
この時、書き出したい曲のトラックに何もない場合は以下の表示が出て書き出す事ができません。
“選択したファイルが合っているのか?”確認しましょう。
保存形式
保存形式は“3つ”です。
- m4a
低音質 (64キロビット)
中音質 (128キロビット)
高音質 (192キロビット)
最高音質(iTunes Plus)(256キロビット)
Apple Lossless(44,1kHz 24ビット) - WAV(44,1kHz 24ビット)
- AIFF(44,1kHz 24ビット)
m4aの形式を選択した場合は曲に情報を入れる事が出来ます。
iTunesで曲を管理する時に使うデータなんだそうな。(WAV、AIFFでは入力できません。)
- アーティスト
- 作曲者
- アルバム
デフォルトではiPhoneの所有者の名前になっているようです。
最後にカバーイメージ。
ファイルの画像ですね。Finderなどで表示される時、設定した画像が表示されます。
こちらもAIFF、WAVでは追加出来ません。
必要な入力が終わったら「送信」をタップします。
書き出しが「共有」の形をとっているので、送り先も様々選ぶことが出来ます。
ファイルとしてiCloudに保存してもいいですし、その場で“AirDrop”で誰かに渡すことも出来ます。
メモアプリになんかに送ると、活字と一緒に残せるので“なんのファイルか?”を残せて結構便利ですよ!
着信音を書き出す
GarageBandで作った曲をiPhoneの着信音などにする事が出来ます。
「共有」から選択画面で着信音を選びます。
曲の長さが30秒以上の場合以下の画面が出て自動で調節されます。
名前をつけて「書き出し」ます。
書き出し完了時、そのまま着信音に設定する事ができます。
設定を戻したい、変えたい場合は、iPhoneの設定アプリを開きます。
「サウンド」をタップ。
スクロールすると着信音、メッセージ時のサウンドが設定できます。
先ほど作ったファイルが追加されているので選択します。
これで変更する事が出来ました!
着信音の削除方法
先ほどと同様にGarageBandでファイルを選択して「共有」→「着信音」と進みます。
ここで「書き出し」はせずに2段目の「着信音」を選択します。
すると、作ったサウンドのリストが出てくるので、消したいファイルを左にスワイプ。「削除」をタップして作ったサウンドを消す事が出来ます。
プロジェクト
プロジェクトファイル自体も書き出す事が出来ます。
正直、今のiPhoneを「ファイル」というアプリからコピー、ペースト共有などができるため、あまり使わない気もします。
まずはファイルを選んで「共有」をタップ。
「プロジェクト」を選びます。
後は送りたい先を選びます。
送られたファイルはiOS版のGarageBandのファイルのようです。
なので、送ったファイルはiPhoneでもMacでもどちらでも開く事が出来ます。(Macで作ったGarageBandのデータはそのままでは開けない)
まとめ
iOS版のGarageBandはファイルの「共有」から書き出すで若干わかりにくいですよね。
着信音にできるのは面白そうですが、使う場面はあまりなさそうです。(正直みんなデフォルトのままでしょ?)
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