【ギター】アドリブ演奏のコツはコードトーンを覚えてしまおう

ギター
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ギターを弾いていると、“アドリブ演奏”をする場面って出てきますよね。

とりあえず、ペンタトニックだけでなんとなくできるようにはなったんだけど…そこから中々うまくならない!

そこで、次のステップとして“コードトーンを意識して弾きましょう”という事をするのがおすすめです!

ただ暗記するだけ…だけどコードトーンを覚えてしまえば、アドリブを弾く上でかなりの武器になりますよ!

単純な話なのにこれが難しい。

メリットとして以下のようなことが考えられます。

  • 音を外しにくい
  • 単純にアドリブの幅が増える
  • コードトーンとそれ以外の音の選択肢ができるので演奏に緩急をつけられる

では実際どういう感じで覚えるのか?具体的な部分を考えてみました。

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コードトーンの覚え方は2つ

まず、ギターでコードトーンの覚え方として2つのやり方があると思うんです。

  • 指板の音の関係と形として覚える
  • ひたすら音名を覚える

基本的には“形”か”音名”の2つです

ギターは“形”で覚えるというのが主流だと思うのですが僕はこの方法が逆にダメでした

ずっと”形”で覚えていたのですが、”音名”を頭の中で歌うようにしたら、『こっちの方が楽に弾けるな〜』となりました。

なので、”形”でひたすら覚えている人で、中々うまく弾けないという人は“音名での暗記も進めていくといいかもしれません”

自分の得意な方でやるのがいいと思いますが、両方やるのがおすすめです。

ではこれら2つはどういう風に覚えるのか解説します。

指板の音の関係を形で覚える

ギターは6本の弦ありそれぞれ決まったチューニングをされています。

つまり弦と同士のインターバルが決まってます。

基本的には同じフレット上にある音は隣同士の弦が”4度”の関係になっています。

ただし、3弦と2弦の間だけ長3度の関係になってします。

開放弦の隣り合った弦の関係を見てみましょう。

  1. E…ミ ↓P4
  2. B…シ ↓M3/↑P4
  3. G…ソ ↓P4/↑M3
  4. D…レ ↓P4/↑P4
  5. A…ラ ↓P4/↑P4
  6. E…ミ /↑P4

さらにフレットは右に1フレットずれると半音の関係になっています。

これを元に指板の位置関係を判別させて覚えてしまいます。

覚え方はコードフォームを覚えるのと似ています。

コードのベース音になるルートの音を元に3つの位置で覚えます。

  • 6弦ルート
  • 5弦ルート
  • 4弦ルート

それぞれどこがなんの音になっているのは覚えてしまいます。

6弦ルート

試しに6弦ルートをの位置関係を2つずつみてみましょう。

メリット

こちらの覚え方のメリットがあります。

  • 移動ドの感覚ですぐに弾ける
  • 視覚的にわかりやすい

デメリット

デメリットとして

  • 常にルートの音→目的の音という2工程が必要
  • 元になる音から指板をみているため、実際に弾く音を見失ったりすることがある
  • ルート音中心の音使いになりやすい

若干頭の回転が必要なイメージです。

またコード間の共通音を2つの指板の位置をイメージしてから、同じ音を探すのとっさにわかりにくいというのも感じます。

音名で覚える

音名を覚えるというのは読んで字のごとく“「CM7」のコードトーンは何の音か?”というのを覚えてしまいます。

この方法を使うにはまず“指板の音名を覚えている必要”があります。

「ドレミ」で覚えていくのですが、僕の場合は臨時記号を含め「ドディレメミファフィソサラリシ」で覚えています。このことについては別記事にまとめてあります。

話を戻して、CM7であれば「ドミソシ」

C7なら「ドミソリ」

…という風に全部暗記してしまいます。

メリット

  • 他の楽器でも使える知識になる
  • フレーズなどが覚えやすい
  • 共通音がわかりやすい

デメリット

  • キーチェンジに弱い
  • 指板を全て暗記してなければならない
  • コードがたくさんあるので、覚える量が多い

歌えるようにする

もしコードトーンを覚えて弾けるようになってきたら、なるべく歌うようにしましょう。

ルート音に対してハモれるようになると音自体をイメージするのが楽になります。

どういう音を出したいか?というのが明確にイメージできるようになるので、実際のフレーズ指や頭で考えるというより”音”優先で感覚的にフレーズを作れるようになります。

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