今日は自分では全く触らない楽器について調べてみました。
調べたのは『オカリナ』です。
オカリナのイメージはゼルダの伝説の「時のオカリナ」なんかが印象的です。(笑)
割と手軽に手に入れられそうですが、価格はいくらぐらいなのか、初心者でも手が出せるのか?などなど…。
気になる事をまとめてみました!
オカリナの特徴
まずはオカリナの特徴から見ていきましょう。
オカリナは陶器製
一番大きい特徴として陶器製であるという事。
乾かしてから焼いて形が変わってしまうため“ピッチが安定しにくい”みたいです。そのため個体差がとにかく激しいんだとか。
この辺りは楽器初心者にはつらいところですね…。必ず楽器店に足を運んで状態をみて買ったほうがいいというのをよくみます。
楽器店で定員さんに試奏してもらうにも定員さんがオカリナ奏者である事が少ないので、専門店でも行かない限りは、なかなかいいオカリナを選ぶのは難しいかもしれませんね。
プラスティック製
プラスティック製の物も多く出ています。音は全然違うみたいですが、価格がとにかく安いです。
陶器製でなくて割れる事がないので、子供用に買うにはちょうどいいかもしれませんね。
プラスティック製のものはほぼ一択みたいです。
その他の種類
なんとその他にもたくさんの種類があるとか。
- 金属製
- 竹製
- 木製
- ガラス製
なかなかたくさん、ありますね。一部のものはなかなか市場に出回らないとのこと…。
機会があれば聴いてみたいですね。
第二倍音まで
オカリナは構造上、第2倍音までしか出ないんだとか。
倍音というのは音色を決める要素で文字通りピッチが決まる音の“倍の音”が出ています。
この倍音というのが2倍、3倍……と楽器などはたくさん出ているのですが、オカリナは第2倍音まで。
だから透き通った様な音になるんですね。
音域
音域は1オクターブ半ぐらいとのこと、とても範囲が狭いんですね。
正確には「1オクターブ + 6度」 みたいです。
例えばキーが「C」の物だと“最低音はA”、”最高音 F”になります。
「AB CDEFGAB CDEF」
オカリナの種類
オカリナは移調楽器で楽器自体にキーが設定されています。
曲や、演奏中にもお持ち変える事が多いんだとか。音域も狭いので仕方がないのかもしれません。
日本で多いものは3つ。
- C菅
- F菅
- G菅
もちろんD菅やA菅など他のキーの物もあります。
さらにCなどの前に…
- アルト
- ソプラノ
- バス
…などがついていたりします。これは音域を表しているみたいです。
最初は分かりやすい「アルトC」などがおすすめ。基本の「ドレミファソラシド」が分かりやすいですもんね。
ダブルオカリナ、トリプルオカリナ
オカリナは音域が狭いため、2つのオカリナをくっつけてしまった「ダブルオカリナ」というものがあります。
吹き口も2つなっています。これで2オクターブまで吹く事ができます。
さらにもう1つくっつけた、トリプルオカリナなどもあります。
オカリナの演奏方法
まずは基本的な演奏方法を確認します。
オカリナには表に8個の大きい穴と2つの小さな穴があります。
さらに裏に3つの穴あります。
このうち裏の真ん中の穴以外を指で押させてピッチを変えます。
※真ん中の穴は音を出すための穴なので押さ得ません。
基本的には穴を押さえると音が低くなります。
何も押さえなければ、そのオカリナの最高音が出ます。
オカリナは音は出すだけなら難しくないみたいですが、最初に書いた様に個体差があって、ピッチを安定させるのが難しいとのこと。
オカリナ自体のピッチが安定しないというのと、“気圧や湿度によってピッチが変わる”というのもあるみたいです。
さらにもう一つ、息の大きさでもピッチが変わってしまいます。
- 大きい→音が高く
- 小さい→音が低くなる
また息の大きさで、ピッチが変わってしまうため音量の調節が苦手です。
つまり“抑揚をつける事は苦手”なんですね。
さらにオカリナ自体の特性として“ピッチが低くなれば音が小さく、ピッチが高くなれば大きく”なります。
とにかく安定した演奏が難しそうですね。
演奏表現
演奏表現は確認できるだけで3つありました。
- ポルタメント
- ビブラート
- トレモロ
この他できる事もたくさんあるかもしれません。
オカリナを曲でどう使う?
基本的には自分は、打ち込みをする人なので、自分で使うときどうするか?
考えてみました。
特徴などを加味してどうするか考えます。
- 抑揚はなくす
- ポルタメント、ビブラート、トレモロなど使ってみる
- 音域に気を使う
オカリナは安いので自分で録音するのもいいかもしれません。
オカリナはとにかく安い
オカリナは安いみたいで、安ければ数千円程度ですむみたいです。
すごい高い物でも10万円単位で買えるみたいです。
防音対策
オカリナ自体は音がそこまで大きくないのですが、やはり近所迷惑になったりする事があるみたいです。
対策としては3つほど…
- 裏の真ん中の穴にティッシュを入れる
- カラオケボックスで吹く
- 「吹けるん」というものをつける
オカリナ専用弱音補助装置の「吹けるん」いう物をつけるのが一番良さそうです。
まとめ
オカリナは安くて手軽なのがいいですね。
打ち込みなどの音源もあまりないイメージなので、買って自分で吹くというのがいいかもしれません。
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