ギターは両手ともにフォームを完成させるのが難しいですよね?
特に左手はフォームが悪いと痛くなって、ひどいと腱鞘炎になってしまったり大変です…。
なので、「正しいフォームにしたい!」という人は多いと思います。
でも、人によって手の大きさも違う…ギターも違う…弾くジャンルも違うので、“正しいフォームはないんじゃないかな?”というのが僕の意見。
とにかくたくさん試すことが重要かな?と思います。
自分にとって自然な形になるのが大事!
とりあえず、自分が考えられる改善ポイントを書き出してみました!
体の改善ポイント
まずは体の使い方や押さえる位置なんかを確認しましょう!
爪の長さ
右手の爪は残す人もいますが、左手はこまめに切った方がいいですね。
小さい爪切りを常に持ち歩く人もいるとか…。
まあ、爪のケアは当たり前ですかね?……次いきます!
フレットに対して指板のどこを押さえているか?
フレットに対して指をどこに置いているか?というのを意識してみる。
「フレットすれすれで押さえると力が少なくてすむし、ピッチも安定するよー」なんてよくいいますよね。
もちろん、コードを押さえるときに全てをフレットに寄せる事は出来ないですね。
これは、結構、慣れかなーと自分は思います。
指の先か?腹か?
ギターは他の弦のミュートもあるので、指の腹で押さえるか?指の先で押さえるか?というのもポイント。
指の先では上の弦をミュートすることもあります。
指を立てすぎるとミュートしづらい、寝かせてすぎると指が動かしにくい…。
個人的には、指先で押さえてる感覚ですかね…?
これは、自分にとって一番最適な指の立たせ具合を探りましょう!
指板の裏の親指
これはいろいろ意見がありそうです。
- 指をそらせない
- 関節を当てる
- ちょっとつけるだけでもいい
- クラッシックフォームでは、親指が前から見えてはいけない
…など意見は様々。
これもやっぱり“自分にとって自然な形を意識”するのがベストだと思います。
ただし、ギュッと握るように“力を入れる”のはダメですね…。
自分的には、指の腹を当てて支点にしているようなイメージです。
握り込むフォームで指を倒してみる
握りこむ方式のロックフォームなんてよく呼ばれるフォーム。このフォームで今よりも、もう少しだけ指を倒してみる。
指というよりは、手首を下に回す感覚でしょうか?
手全体で押さえるような感覚になるので、楽に弾けるようになるかもしれません。
握り込むフォームで指と指をつけてみる
こちらもロックフォーム。
指と指の間が空いてる人がいるんですが、こちらのフォームでは指と指をつけてみましょう。
自分の感覚では指が指が動きやすくなる印象です。
ベンド(チョーキング)なんかも、やりやすくなりますね。
深く握り込む
手にギターを乗せる位置を変える。
もう少し手を前に出して、深く握りこむ形にする。
こちらの指が立ちやすいので動きやすい場合があります。
ただし、コードを押さえるのか?ロックフォームなのか?クラッシックフォームなのか?で少し変わる印象です。
腕全体を使ってみる
もちろん指で弾くのですが、もう少し腕全体の力を使うように意識してみる。
指ばかりに意識がいくので、手首や腕を少し手前に引く感じに変えてみる。
固定した方がいいと言う人もいるかもしれませんが、いろいろ試してみましょう!
ギター
次はギターについての改善ポイントです!
ギターのネックの位置
ネックの位置がそもそも高すぎる。もしくは低すぎる。あとは前に出しすぎてるなど…。
自分にとって正しい位置はどこなのかを探しましょう。
座って弾く場合でもストラップをして弾くのも、いいかもしれません。
弦の太さを変えてみる
もし、太い弦を使っていたら、少し細めの弦を使ってみる。
思いの他、簡単に押さえられるので、音が細くなるということもあるかもしれませんが、自分に適したものに変えた方がいいです。
機材によって出す音は変わりますが、そもそもの演奏がダメダメだったら全く意味がない。
ギターを変える
これは本当に最後。ギターのせいにしてたら弾けない…。
けどネックはかなり重要!
買う時にとにかくたくさん試してみましょう。自分に合うもので弾いたら解決した。なんてこともあると思います。
実は左利き
“レフティーは数が少ないからと左利きなのに右利き用のギターを使っている”という人がいるみたいです。
やはり、なんだかんだ、弾きにくいんだそうな…。これはギターを変えるしかないですがしょうがない。
意識的なもの
最後は意識的なものを探っていきます。
左手を気にしすぎている
本当は弾けるんだけどフォームが悪かったせいで、左手を意識しすぎてしまっている。
結果、不自然なフォームになってしまう。
一度なーんにも気にせず、ただ“弾きやすいなー”ぐらいなフォームを試してみましょう。
左手の問題じゃない
そもそも左手の問題じゃない、腰や腕など違う部分に問題がある。
もしくは単なる練習不足や、暗譜をしていない(耳が痛い)…など。
Pops/Rock系のギタリストは暗譜をサボっちゃう人も多いと思います。(弾けちゃうことがあるので)
意外と覚えていないだけで、キチンと覚えていけば、無駄な力も抜けて、弾けてしまった。
…ということもあると思います。
力を入れるタイミング
“力むな!”とよくいいますが、もちろん全く力を入れてないという事ではありません。
“どれくらいの力をいつ入れているのか?”というのをよく探ってみましょう。
“常にすこーしだけコントロールするような感覚で力を入れている”という人もいると思いますし、“コードが変わるとき一瞬だけ力を入れてるかも?”など…。
人それぞれ手の形や基本的な握力が違うので、よく探ってみるといいと思います。
リズム
リズムの意識が足りないので変にバタついたりしているパターン。
いつ指を動かせばいいのかわからないので、少しずれたタイミングで動かしてしまい、焦ったりでバタバタ動く…など。
個人的に結構リズム感がないのは問題かな?と思います。
リズムの中動かすという感覚があると自然と余裕を持った動きになると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
考えられるポイントは結構あげてみたと思います。
出音は右手が大事だと思いますが、左手の意識によっても結構変わるような印象があります。
(単にリラックス出来ていたりという事なのかもしれませんが…。)
この他にも自分で気になるポイントを書き出して、リスト化しておくといいのかなと思います。
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