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今日 8/27はセザリア・エヴォラ生誕78周年とのこと。
セザリア・エヴォラは知らない歌手だったので調べてみました。
セザリア・エヴォラとは?
まずはWikipediaで概要をみています。
セザリア・エヴォラ(Cesária Évora、1941年8月27日 – 2011年12月17日)は、カーボベルデ出身で、同国を代表する音楽ジャンルであるモルナ(英語版)の歌手。もともとは同国内の盛り場で歌を歌って糊口を凌ぐ生活を送っていたが、1992年にフランスでリリースしたCDの中に収められた曲”Sodade”が大ヒットし、その後世界各地で活躍するようになった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/セザリア・エヴォラ
もう亡くなられてしまった方なんですね。2011年の12月17日に70歳で亡くなられているようです。
いくつか気になったワードがあったのでピックアップしてそれぞれ調べてみました。
- カーボベルデ
- モルナ
- Sodade
- 世界各地で活躍
カーボベルデ
北西アフリカにある共和国。
カーボベルデも日本と同じ島国で、セネガルから西に位置するバルラヴェント諸島とソタヴェント諸島でがあります。
1975年まで、ポルトガルの植民地でした。
公用語はポルトガル語ですが、広くカーボベルデ・クレオール語が使われています。
元はピジン語(混成言語)が言語として発達を遂げたものをクレオール語という。
ビジン語は言語の知らないもの同士がコミュニケーションをとると目に発達しもので、多く場合文法や言葉自体の数が省略されることが多い。
モルナ
カーボベルデの音楽は多様で幾つものジャンルが存在します。
バルラヴェント諸島ポルトガルの音楽に影響強く受けていて、ソタヴェント諸島はアフリカの影響を強く受けています。
バルラヴェント諸島では、”メロディ”を強調したものが好まれ、
ソタヴェント諸島では、”リズム”を強調したものが好まれていたとか。
※セザリアはバルラヴェント諸島サン・ヴィセンテ島の出身です。
中でもモルナはカーボベルデの代表的な音楽のジャンルの1つです。
哀愁漂うようなどこか物悲しい、メロディ曲が多いとのこと。
聴いてみると、ギターやバイオリンの音がよく使われています。
リズム隊はベースが引っ張っていく感じで、細かいパーカッションが常に入っていました。クラップなども多いですね。
サビのような位置で多人数でユニゾンしたり、そういう要素が多そうです。
セザリアを「モルナの女王」と呼ぼれているみたいで、代表的な歌手です。
やはり、彼女のメロディを強調したとありますが、ゆったりしたリズムがよく外し方というかハメ方というか、そういうのがうまいなと感じました。
代表曲 “Sodade”
Sodadeはセザリア・エヴォラの代表曲です。
saudade(サウダージ)とほぼ同義なんだとか。
日本でサウダージというと、ポルノグラフィティの曲なんかが有名ですね。
Sodadeの意味は他の言語には翻訳しにくい言葉みたいで、切なさや、懐かしさなど、一度経験した事懐かしむような、そんなニュアンスみたいです。
歌詞の意味も昔の恋人をどこか思い出すようなそんな歌詞になっているみたいです。
世界各地で活躍
歌手としてはかなり遅咲きだと思います。
幼い頃から歌手に憧れていて、売れるまでには酒場で歌っていました。
次第に、この島にいなくてはならないほど有名になっていたとか。
彼女にレコーディングの話がきたのは1988年。その時47歳前後でした。
もう子供も18歳と20歳で働きに出ていたので、断る理由がありませんね。
似た境遇として、夏川りみさんを思いだいました。
彼女は一度デビューしているのですが、一度引退して、姉の飲食店で歌っていたところ話題になり、その事が再デビューにつながったんですね。
実力のある人が続けていると、こういうチャンスが必ず来るんですよね。
代表曲は先ほども書いたように「Sodade」。1992年に発売されてそれがきっかけで世界的に有名になっていきました。
2004年にはグラミー賞、“最優秀コンテンポラリー・ワールドミュージック・アルバム賞”を受賞されています。
アルバムは11枚発売されています。
- 裸足の歌姫(La Diva Aux Pieds Nus) (1988年)
- Distino de Belita (1990年)
- Mar Azul (1991年)
- Miss Perfumado (1992年)
- Cesária (1995年)
- Cabo Verde (1997)
- カフェ・アトランティコ(Café Atlantico) (1999年)
- 遙かなるサン・ヴィセンテ(São Vicente di Longe) (2001年)
- ヴォス・ドゥアモール(Voz d’Amor) (2003年)
- ロガマール(Rogamar) (2006年)
- ニャ・センティメント(Nha Sentimento) (2009年
まとめ
調べるまでは、全く知らない方でした。勉強不足ですね…。
歌声も、もちろんですが彼女のストーリーがいいなと思ってしまいました。
彼女が酒場で歌を続けていたからこそ、この歌声が作られ世界的に有名になったんですよね。
有名になるかどうかはさておき、音楽をやめることはできないなと改めて思いました。
生の歌声は聴くことは叶いませんが、オフィシャルのYoutubeチャンネルなどもあるので、聴いてみるのがおすすめですね。
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