みなさん、こんにちは!
自分も作曲する事があるのですが、作曲って楽器を弾くより難しい感じがしますよね。
昔は自分も“作曲自体無理”って思っていた事があったので、今回は初心者にとって『作曲』っていうのは難しい事なのか?初心者がどうやって乗り越えればいいのか?ちょっと考えてみました!
作曲が難しそうに感じる理由
作曲するのに必要な事って多い様な気がしますよね。
少し考えてみても、たくさんありそうです…。
- 楽器が弾けなきゃいけない
- 音感がなければいけない
- 楽譜が書けなきゃいけない
- 音楽理論を知らなきゃいけない…などなど
あくまで上げたものは一部だと思います。
幼少期から音楽を学ばせてもらった人には簡単かもしれませんが、そうではない人にはやっぱりハードルが高そうですよね…。
僕もそのタイプでした。作曲なんか難しくて出来ないって…。
でも、今にして考えるとこれらって本当に全部出来なきゃいけないんですかね…?
作曲初心者はサポートツールをつかう
「作曲にはいろいろな技術が必要」
これは確かにその通りだと思います。そのためにたくさん勉強する事が必要です。
ですが、今ではPCを使ってDAWソフトなどで簡単に曲が作れる様になりました。(昔はかなり価格が高く動作もかなり遅かった…)
最近はスマホのアプリでもDAWソフトが入っていますよね。
さらにお金をかければ、出来なければいけない事が、かなり減ると思います。
- 楽譜…PCで自動で制作
- 楽器…打ち込み、自動作曲
- MIX・マスタリング…AIで自動化
- コード進行…作曲支援ツール
道具が揃えば出来れる事わかったけど、最低限必要なものって?なんでしょうか?
考えてみました!
作曲に必要なもの
作曲に最低限必要なものって何か?を考えると…
「ドレミファソラシド」
これだけだと思うんですよね。
日本人のほとんどが、「ドレミファソラシド」で音楽を感じています。
幼児教育の時、テレビ、ネット、どこかに行けばそこに「ドレミファソラシド」を使った音楽が流れていると思います。
つまり「ドレミファソラシド」の音感で僕たちは育っているんですよね。
でも本当に「ドレミファソラシド」だけで作曲できるのか?
ハミングで曲を作る
「ドレミファソラシド」の感覚があればとりあえず曲が作れると思います。
誰でも“ハミングや鼻歌“ぐらいで、テキトーに歌った事があると思うんですよね。
自分で歌っていて“どれがなんの音か?”というのはわからないかもしれませんが、鼻歌とかってほとんどが「ドレミファソラシド」から出来ています。
なので、自分で歌った鼻歌を「ボイスメモ」などで録音して、それをスマホのDAWソフトなどで打ち込めば、“作曲の第一歩!”になると思います。
でも、その鼻歌とかも思いつかない…って事もあると思います。
そもそも、何もないところから曲を作るっていうのが難しいんだと思います。
目的やテーマを作る
何もないところから作るのが難しいので、何か“目的やテーマ”があると作れる様になると思います。
これって作曲していく上ですごい大事だと思んですよね。
これが“何のために歌われるのか?演奏されるのか?”
もしくは“何かモチーフやテーマがあるのか?”
これだけで、作曲が難しいものから、楽しいものになると思います。
まず、“目的”を考えてみます。
- 学校で演奏したい
- バンドでライブがしたい
- アイドルグループを作りたい
実際に披露する事が決まってると、人に聴かせる曲を作るという具体的な目的になりますよね。
もう一つは“テーマ”。
これが特に大事だと思います。
ちょっと絵に例えてみるとわかりやすいと思います。
実際に何を描くのか?というのはないと絵を描くことができませんよね。
描きたいかどうかは置いておいて描く対象がないと描きにくいものです。
- 風景を描きたいのか?
- 人物を描きたいのか?
- 油絵?水彩画?漫画?
ここで「花を描こう」と決めればあとは花をみたり想像しながら、描いてくだけ。
この辺り作曲も同じかな?と感じます。
テーマとして「悲しい別れの曲」を作ろうと思えば…
- 歌
- バラード
- スローなテンポ
- 後半の盛り上げかた…など
具体的にどういうものを作ればいいのかというイメージが見えてくると思います。
そうすると、どういう技術が必要になるのか?というのも明確にわかります。
今の自分に必要な知識をステップバイステップで学んでいく事が出来ます。
なのでまずは何を作るか?というテーマを決めてみましょう。
ちょっとオススメしたいのが歌詞から曲を作る事です。
POPSなど歌ものでは…
「メロディー」→「歌詞」
…という順番で曲が作られる事は多いのですが、歌詞が先にあればテーマが決まっている訳ですから、一番最初に作った”テーマ”に向かって作曲する事ができる様になります。
既存の曲を歌詞を使うのなんかすごい楽しいですよ。なんせテーマも決まっているので。
他の人にアレンジを頼む
とはいえ、実際にテーマを作って“曲を完成まで作る”のは難しいですよね。
ここで、1つ思い出して欲しいのですが…
作曲がしたいのか?
アレンジがしたいのか?
作曲だけであればメロディーを作れば、基本的にはそれで完成ですよね。
目的に合わせてアレンジは他の人に頼むというのもアリです。
友達で曲を作っている人に頼むのもいいですし、バンドメンバーで思考錯誤するなど。
現在であればココナラというサイトなど、少額でも曲にしてくれるというというものもあります。
最初のうちは曲として完成させるというのは難しいので、メロディーだけ作って他の人に頼んで見るのも手だと思います。
アレンジが出来上がった曲を聴けば、“1つの答え”として自分の勉強にもなりますよね。
コード進行だけは覚えてみよう
「ドレミファソラシド」ができれば作曲ができるのでは?という事で話を進めましたが、もし何か勉強をしてみたい、という事であれば“コード進行を覚える事”をオススメします。
コード理論、音楽理論はもちろん後で勉強するとして、とりあえずコード進行を覚えれば、それに合わせて鼻歌を歌う事で、どんどん作曲する事が出来ます。
自分の好きな曲と同じコード進行でいいので、どんどん覚えて作っていくといいと思います。
まとめ
今回の要点をまとめてみました。
- 作曲はPC、スマホを使ってみる
- ドレミをハミングしてみる
- 目的やテーマを決めて作る曲を具体的にする
- アレンジは他の人に頼んでみる
理論等々やはり難しいと思いますが、どんな形でもいいのでまずはとにかく作ってみる事が大事なんじゃないかなと思います。
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